夫婦関係の見通しを良くするなら「watch」「look」「see」のバランスを学ぶ!

コロナ禍で長くなった“おうち時間”に、趣味や習い事など様々な学びに挑戦している方が増えてきています。また、アフターコロナの社会やキャリアを見越して、これまで忙しくてできなかったことや敬遠してきた時間と忍耐のかかるスキルアップにチャレンジしている方も多いのではないでしょうか? 

 

忍耐と時間が必須なスキルの代表格といえば、やはり英会話などの語学系だと思います。現在の国内状況から新型コロナ感染による自粛生活は当面つづきそうな気配です。オンラインレッスンも充実していますので、しばらくはお稽古ごとを続けるなど新しい分野への挑戦は生活にハリが持てるかもしれませんね! 

 

前置きが長くなりましたが、今日は習い事の代表格「英会話」から「みる」という意味をもつ英単語をクローズアップして、夫婦関係を考えてみようと思います。 

 

穴埋め問題で間違えやすい「watch」「look」「see」の使い方

 

日本語の「見る」を意味する英単語は、色々な英単語がありますが、今回は「watch」「look」「see」に注目して、夫婦関係を考えていきたいと思います。まず、取り上げた3つの単語の「見る」がどう違うのかというと・・・

 

◉動いているものを意識的に見ることをwatch

◉止まっているものを意識的に見ることをlook

◉自然に視界に入ったときのことをsee

 

といった状況の違いがあります。さらに3つの英単語を “ 見る集中力 “ という数値で置き換えてみると・・・

 

Watchの場合、100%の集中力

Lookの場合、70%の集中力

Seeの場合、50%の集中力     

 

といった体感イメージになるそうです(引用:ENGLISH TIMES(トライズ)

 

さて、この集中力の数字をイメージしながら、日常生活のなかで、自分がパートナーをあるいはパートナが自分を、普段どんなふうに見ているかを振り返ってみてください。なんとなくですが、婚姻や交際期間の長さと相手を見るときの濃度とが比例している気がしませんか? 

 

現実的に、私たちは、

 

付き合いが長くなったパートナーのことを「空気みたいな存在」

 

という例えにして表現することがあります。

 

この「空気みたい」という表現には、自然体で相手と心地いい関係にあるというポジティブな関係を意味する場合もあれば、一方で、マンネリ化してお互いがそこにいるかどうかも気にならないような刺激のない関係、いわゆる倦怠期を意味するマイナスな面もあります。そして、特に、男性が相手に使う「空気みたい」という表現にはマイナスイメージの傾向が強いとも言われています。これは、おそらく男性がイメージする「空気」という表現には、好きとか嫌いとかの感情や愛情がなく、相手に対して“無関心・無機質な状態”の方がマッチしているからかもしれません。

 

さて、あなたは最近パートナーを、

◉watchすることが多いか

◉lookすることが多いか

◉seeぐらいはするか

◉あまり見もしないか?(笑)

どちらの愛情段階でしょう?

 

【コラム】シニア婚が増えていると同時に熟年離婚も増えている現状。熟年離婚の定義を知ってますか?

 

パートナーとの関係がうまく行っているご夫婦やカップルのお話を伺うと、共働きや子育てに忙しくなって、お互いがすれ違う時間が多いときこそ、相手を「see」の状態で眺めるのではなく、、意識的に「watch」の状態で相手に関心を示すタイミングを取り入れて、コミュニケーションのきっかけを探されているような気がします。

 

もう一度パートナーをドキドキさせたいと思っている方や、これまでの夫婦関係に問題があってお互いに無関心を生んでしまったかもと思い当たる方にこそ、こころカフェのワークを中心にした夫婦カウンセリングという体験をおすすめします!例えば、夫婦が一緒に積み重ねた時間を振り返りながら行うワークなら、すでにその時点から100%の集中力でお互いをwatchして想いやる時間が始まっているわけです。つまり、ワークを通じてお互いを見つめ直すことができるので、きっとお相手との間に新たに感謝や信頼、気づきなどの感情が湧き上がるはずです。夫婦仲を深めたい、夫婦関係を改善したいという皆さまに寄り添いながら、こころカフェでは一組一組の“#夫婦再生”をご一緒に考えられたら嬉しいです!

(こころカフェ運営事務局)

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