

【自分の見つけ方】①
カウンセリングやセミナーを通してクライエントの方々に感じることの一つに、自信のなさがあります。
他者からみると魅力的なのに自信がないために素敵なところを見せきれず、ネガティブに考えてしまうことが癖になっている方をよく見かけます。
今回は、『自分の良いところの見つけ方』について考えてみましょう。
突然ですが、1人で悩むと視野が狭くなってしまいがちで思考が堂々巡りこんなことありませんか?
心が安定しているときや、安全な空間に身を置いているとき人はだれかを攻撃しようとは思わない傾向にあります。この安定したハート、安心できる空間を持てない時は視野が狭くなっていることがあります。
そんな時、先ずは『自分を知る』ことから始めましょう。
『自分を知る』のに良いのは、瞑想がよく挙げられます。
コロナ禍、規制される事も増え気持ちにも窮屈さが増した方が『瞑想』を好んで学ばれているようですが、この瞑想は他者との関係性を客観的に見直すのに有効ともいわれている一方『自分を見つめ直す』効果もあると言われています。
瞑想は一つの言葉から様々なことを自由にイメージすることができ、自己の呼吸が整いだすと疲れて凝り固まった思考がほぐれてきます。
気持ちが落ち着いてくると今までネガティブに捉えがちだった言葉でも、不思議とポジティブに感じることができ、どうしてその言葉にこだわっていたのかを冷静に考えることもできるようにもなります。
続けていくと『自分の心の凝り』が和らいでいくのが解ってきやすいようです。
自分を見失っている時は、呼吸が浅くなり、話すスピード上がり、語尾が切れがちになります。自分が見えているときは、呼吸が深くなり、話すスピードも緩やかで、言葉の語尾が伸びる傾向にあります。
端的に言うと、ココロにゆとりがない時は言葉の語尾が切れ、ゆとりができると言葉の語尾が伸びるのです。
例えば、<ありがとう>と言う言葉を例に挙げると、
ゆとりがない時の<ありがとう>は『ありがとうっ』
ゆとりがでた時の<ありがとう>は『ありがとう~』
こんな感じでしょうか。
上手く伝わっていると嬉しいのですが…。
夫婦問題で言うと、自分を見失っている時に喧嘩になると長引きやすく、極端な思考で答えを出す危険性が生じやすいように思います。
これは、私の経験からの考えですが、夫婦、カップルの『離婚(別れ)』は『絶対に良くないか?』と聞かれたら、そうとは言い切れないと感じています。
『離婚(別れ)』も、お互いが納得しそれぞれの道を、前を向いて歩きだせる、言わばそのご縁からの卒業と言う捉え方が出来れば『離婚(別れ)』もポジティブに受け止めることは可能なような気もします。
カウンセリングをさせていただきながら感じることですが、離婚を考えておられるクライエント様とお話ししていて、違う問題が心の負担となっていて、パートナーとの問題にすり替わっている場合があります。
実際にその根本の問題を解決したら夫婦関係が良くなることは珍しくないです。
その時にクライエント様に共通して言えることは、『自分を見失っている』もっと言えば、『自分の良さを見失っている』と感じます。
反対に言うと、『自分の良さ』を見失わなければ、常に冷静に自信をもってことに対処していけるということです。
次回は『自分の良いところの見つけ方』のワークをご紹介したいと思います。
私の瞑想は、『瞑想をしていたつもりが夢の中…』と言う瞑想苦手アテンダントです((笑))
(カウンセラー小林由香)
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