

コロナ禍でなぜか人気の散歩番組
今、テレビ番組の中で散歩番組が人気を博しています。いわゆる街歩きの番組だけで「遠くへ行きたい」「ぶらり途中下車の旅」「出没!アド街ック天国」などの長寿番組から、ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅(テレビ東京)、なりゆき街道旅(フジテレビ)、新・鉄道・絶景の旅(BS朝日)、美しい日本に出会う旅(BS-TBS)、いろはに千鳥、じゅん散歩、ブラタモリ、秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅 バスサンド」、そして日曜の夕方にふとテレビを付けるとやっている徳光さんの“路線バスで寄り道の旅”等、かつてないほど、この手の旅番組が増えています。
もちろんBS放送が始まり、テレビ各社が番組数を自由に増やすことが出来ることもその理由の一つですが、こうした旅番組がそれなりの視聴率を出していることも、コロナ禍ならではの視聴者の現在を顕著に表すものともいえるでしょう。
行きたくても行動の制限を余儀なくされ、どこに行ってもマスク着用、人とすれ違う事すら、いささかの恐怖を感じる今の時代にあっては、テレビで気楽に他所の街に出かけた気分になれるというのはありがたいです。
電車に乗って1駅づつ丁寧に街を紹介してくれたり、さいころを振って下車するバス停を決めて、その町の飲食店を徒歩で探すなど、各社番組制作陣および出演するタレントさんが面白おかしく番組を見せてくれるので、見ているうちについ画面の中に吸い込まれてしまう気分を味わえるのです。
コロナで夫婦関係、家族関係がぎくしゃくする中、この手の番組はどこかほのぼのとしており、お家時間を共に過ごす中で仲直りするきっかけにもなろうものであります。
今の時代はテレビという娯楽のお蔭もあり、外出を制限されても何とか退屈や抑圧を気持ち的に振り切ることが出来ようものですが、これが娯楽も乏しい時代の出来事だったら、我々人間は果たしてコロナ禍に耐えることが出来たのだろうかという疑問に行きつきます。
家にいてもやることが無い、テレビを付けても悲しいニュースばかり、ユーチューブは勿論なく、スマホゲームもありません。
倦怠期のカップルだとしたら、立ちどころに関係がぎくしゃくしてしまうでしょう。
そう考えると時代の進化により、我々は救われていることになるのですが、そもそもこのコロナウィルス自体が時代の産物だとすると皮肉な話です。
進化しすぎ、環境を破壊し、利益を追求した結果に行きつく先がウィルスによる人類の絶滅と想像してみると、アフターコロナの時代は少し歩を休め、ゆっくりとのんびりと、環境を大切にして、自然と共に生きなければと感じます。その頃には、人気の旅番組も更に進化を遂げて、自然と環境により配慮した内容になって来るであろうことは想像に難くないのでは。
夫婦で、あるいは一人で散歩することで、 巣篭もり生活の充分な息抜きと気分転換になることを示唆してください。
(こころカフェ運営事務局みなみ)
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