自由民主党総裁選挙でも話題に上がった「選択的夫婦別姓制度」のメリットデメリット

日本では、外国籍の異性と結婚するのでない限り、法律上、夫婦別姓は認められていないんです。

 

皆さんとお話しさせていただくようになり、いろいろな意見をお聞きします。

本当に夫婦関係も多様化しており、結婚後も夫婦別姓でそれぞれの婚姻前の姓を維持したいと考える夫婦もいらっしゃるんです。

 

先月テレビを見ていると自民党の総裁選が繰り広げられていて

夫婦別姓が抱える問題などを考える機会になったので思うところを書き留めておこうかと思いました。

 

 

選択的夫婦別姓制度のメリットの1つとして、SDGsの取り組みである「ジェンダー平等の促進」があります。

これまでは結婚したら女性側が姓を変えるのが普通とされていましたが、

「女性が合わせるべき」という固定概念がなくなることで、

どちらか一方だけが不利益を被る必要がなくなり、ジェンダー平等が促進されると考えられます。

https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/5-gender/

SDGs|目標5 ジェンダー平等を実現しよう|性別による差別だけではない

 

日本では、婚姻時に、男女どちらかが一方の氏に変更しなければならず、

同性、別姓を選択する自由はありません。

その結果、改姓をする96%が女性で、男女平等の観点からも問題視されています。

また、夫婦同姓を強制している国は、先進国の中では日本だけであり、

世界的には夫婦別姓を選択できる国がほとんどです。

 

 

【夫婦別姓が認められた場合のメリット】

結婚により姓を変更したくない人は、これまで通りの姓を維持することで

運転免許証、パスポート、銀行口座、保険などの各種手続きなど、このような煩雑な手続きが不要になります。

姓が変わりませんので、自分の姓で築いてきたキャリアの継続性も維持することができるのではないかと思います。

「自分の姓に愛着がある」「仕事の実績が旧姓に積み上げられているので姓を変更したくない」という人は多いんですね。

 

また、結婚しても離婚しても、戸籍上の姓は変わらず、対外的な姓の呼称も変わらないのもメリットですね。

 

夫の姓に変わることで、夫の従属物であるかのような気持ちになってしまい、自尊心を失い、精神的に不安定になる女性もいますので

精神的安定につながる方が増えます。これも良い点です。

 

 

【問題点】

法律上の夫婦の間に生まれた子は「嫡出子(ちゃくしゅつし)」とされ、法律上の父子関係は当然に生じますが、

現行で夫婦別姓となると内縁関係になります。

内縁関係の男女の間に生まれた子(婚外子)は「非嫡出子」とされ、父子関係は法律上当然には生じません。

非嫡出子と、内縁の夫と間に法律上の父子関係を生じさせるためには、内縁の夫が別途認知をすることが必要となります。

非嫡出子は、認知されない限り、内縁の夫との法律上の父子関係がありませんので、法律上父親に扶養を求める権利はなく、

父親の法定相続人ともなりません。

 

夫婦共働きの場合、夫婦でペア・ローンなどの住宅ローンを組むケースも多いのですが、

内縁関係の場合には、法律婚の夫婦と同様のペア・ローンを組むことは基本的に難しいと言われています。

 

相続問題とローン問題は夫婦になるとかならずやってきますので、クリアにしておきたいところです。

 

 

こころカフェは法律を変えることはできませんが、こころのもちかた等のアドバイスはできますので

ぜひご利用ください。

(こころカフェ事務局)

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